なぜカウンセラーになったのか
2006年3月まである企業に勤めていました。担当してきた仕事は好きな分野でしたから、いろいろあったけど、楽しんで頑張ってこられました。でもなぜか42歳の頃、ふっと考えたのです。このまま定年まで勤めるのかなぁ・・・当たり前のように考えていた事に疑問を覚えたのです。
でも他にどんな道がある?自問自答しました。何かを始めるとしても、もう遅いのではない?趣味を楽しみながら勤めていればいいのではない?だって収入がなければ暮らせないもの。
悶々と考える日々が続きました。考える日々は、結果的にこれまでの自分自身を振り返る作業になりました。そして気がついたのです。子供の頃からこれまでには、いろいろな時代がありました。楽しい時代、落ち込んだ時代、生きる意味を思い悩んだ時代・・・私自身の興味や関心ごとも次々と生まれては消え、その時代ごとに変化してきました。そんな人生でひとつだけ変わらなかったことがありました。それは「人間」に対しての思いでした。「人間って、生きるって何だろう?」そう考えた時代もありました。そして子供の頃から山のように心痛む事があったのを思い出しました。それは傷ついてしまう人が存在する事でした。私自身が傷つく時もありました。私自身が人を傷つけてしまう時もありました。
人は何故傷ついたり、傷つけたりしてしまうのだろう。いつの時代でも変わらず心が痛みました。生きているのが嫌になった事もありました。心理を勉強しよう、そう考えました。「定年まで勤めるのかどうか」を考えていたはずですが、それはどうでもよくなっていました。心理の勉強をしても、仕事に結びつくのかどうか自信がなかったのです。仕事となれば簡単ではありませんものね。でも50歳になっても、60歳になってもいい。とにかく勉強しよう、そう決めたのです。
勉強を始めて数ヶ月たった頃、「
再決断療法」に出会いました。まさに「出会い」でした。理論もわからないのに「これだ」と感じたのです。心理学と平行して再決断療法のカウンセラー養成講座で勉強を始めました。卒業して認定試験に合格し、アドバンスクラスの勉強、カウンセリングの実践を重ねてきて今があります。